ぷろぐらむおいしいよ

技術ネタを適当に書いていきます。

在学中からフリーランスを始めて1年半経って思ったことなど

フリーランス Advent Calendar 2016 17日目の記事です。
(ごめんなさい、実際の投稿はちょっと日付超えてしまいました。

自己紹介

こんにちは、フリーのエンジニア(かつ現役の学生)として活動しています、ゆで卵(@takayukib)と言います。

昨年4月に開業して、主に

辺りの受託案件を扱っています。業務形態としては、現状は基本的にはリモートワークでやっていて、案件によっては必要に応じて出社して作業をするという形でやっています。

開業してからおよそ1年半ちょっと経ち、ある程度フリーランスも慣れてきたところでちょうど良いアドベントカレンダーを見つけたので、この機会にフリーランスを始めた経緯や今後続けていく上で必要と感じているものなどを書いていきたいと思います。

在学中からフリーランスを始めた理由

そもそも何故在学中からフリーランスを始めたかと言うと、理由はいくつかあります。重要度順(?)に並べると

  • 学生のうちにフリーランスを始めるとリスクがほとんどないから
  • フリーランスとして仕事をさせてもらえる人がいたから
  • アルバイトをするより収入が良いから
  • 学生期間が諸々の事情により長くなったから
  • 将来独立するための布石(?)

というような感じでしょうか。長くなりそうなので、それぞれの項目ごとにまとめていきます。

学生のうちにフリーランスを始めるとリスクがほとんどないから

(在学中から)フリーランスになった理由としては、これが一番大きいかなあと感じています。ただ一口にリスクと言っても色々な意味があるので、具体例を挙げると

  • 最悪、フリーランスとして失敗しても就職してしまえば良い
  • (自分の場合は特に実家にいたので)収入が0になっても致命的ではない
  • フリーランスを続けるのが難しいとなってもアルバイトにすれば良い(フリーで仕事をしていたと言えば採用に有利になる(?)

といった感じです。実際のところ、学生のうちにフリーランスを始めるデメリットは今でもほとんどないのではないかと感じています。(学校の都合を優先するか、クライアントさんとの打ち合わせを優先するか、みたいな葛藤はありそうですが。。

フリーランスとして仕事をさせてもらえる人がいたから

これは理由なのかというツッコミはありそうですが、重要かなと思います。
元々わたしはフリーランスを始める前までおよそ5年間ぐらいアルバイトをしていて(もちろんエンジニアとして)、契約をアルバイト(雇用契約)からフリーランス(業務委託)に切り替えるという提案をして独立したという経緯があります。
なので、そこでダメだと言われてしまっていたら、正直なところフリーランスにはなっていなかっただろうな、と思います。(その時の某社の社長さんにはいつか恩返ししたいなと思っているのですが、タイミングが難しい。。

学生期間が諸々の事情により長くなったから

学生のフリーランスと言うと聞こえはいいですが、実はわたしは学歴的には1留1退1浪という(企業によってはそれだけで一発アウトになってしまいそうな(?))経歴になってしまっています。
なのでフリーランスをしていたというような経験でもない限り、不利になってしまうだろうな、という思いはありました(面接も、営業はするけど未だに苦手意識アリ)。
もしストレートに進んでいたらフリーランスにはなっていなかっただろうな、と思います。

アルバイトをするより収入が良いから

世の中お金です。

将来独立するための布石(?)

将来的に独立しようとした時、会社員からいきなり独立するのは怖い(想像)という思いがあり、先に経験しておいたほうがスムーズに行く(想像)というのも、独立当初はあまり考えていなかったのですが、次第に思うようになりました。

フリーランスをやっていくのに必要なもの

フリーランスになった経緯は上記のような感じでしたが、実際になってみてこのまま続けていくのにどんなものが必要なのかということも、なんとなくではありますが分かってきました。

人脈・信頼

わたしはこれが一番大きいと思っています。
身も蓋もない話をしてしまうと、自分を(少なくとも仕事が任せられる程度には)信頼してくれていて、相応のお金を払ってくれる人がいさえすればフリーランスとしてはやっていけるということです。
逆に、どんなに実力(エンジニアで言えば技術力)があっても仕事を任せるのは難しいと判断されてしまったらどうにもならないということです。

継続して仕事が出来る何らかの仕組み

こちらは自分自身に関することです。会社員と違って(想像)フリーランスとしてどのぐらい仕事をするか?というのは本人次第です(もちろん、それに伴う収入も)。
(客先に常駐等でない限り)基本的には出社義務のような強制力はないので、自発的に仕事を継続出来る何かを見つける必要があります。例えば

  • 今やっている案件自体が楽しい、やりがいがあるというようなやる気に基づくもの
  • 今の仕事がなくなると自分(や家族)が生活していけなくなるからなんとかしないといけないというような危機感・使命感(?)

辺りでしょうか。

付随的な業務をこなすこと

実際になってみないとなかなか実感するのは難しいですが、フリーランスになると付随的な業務が結構な頻度で発生します。例えば

  • 案件の見積もり
  • 請求書などの書類作成
  • 確定申告

等です。
なので、このような雑多な(と言い切ってしまうのも何ですが)業務がどうしても嫌と言う人には厳しいかもしれません。

まとめ

上のほうで書いたように、わたしは学生としてはかなり時間をかけてきてここまで来てしまっているので、ストレートに卒業して就職活動をして入社して...のような人からすればなかなか得難い経験が出来たのではないかな、と思います。結果として学生のうちにフリーランスになることが出来て、技術力はもちろんですが、金銭感覚やリスクの感覚を養うことが出来たので、非常に良かったと感じています。

ここまで読んでくださってありがとうございました。いまいちまとまりのない記事になってしまいましたが、一部分でも参考になれば幸いです!